世界の政治・経済・言語・文化・歴史を学ぼう!静岡県立大学 国際関係学部

静岡県立大学 国際関係学部 大学院国際関係学研究科

学科紹介

国際言語文化学科

日本文化コース

日本文化について世界に向けて伝えていける人材の育成

わたしたちは日本について何となくはわかっているけれど、ハッキリとわかっているとはいえません。日本人とは何か、日本文化とは何かという問題には、「ハイ、これが答え」という安直な答えがそもそもありません。近くて遠い「自分」探しの旅と同様に、問いを深めることが要求されてくるからです。

日本文化コースでは、こうした「自分」の根っこ「自分」の立脚地としての日本文化について、深く追究することができます。国際人とは、単に、「外国のことを知っている人」ではありません。自分と、自分が属する文化だけが持っている特殊な側面と、世界に通じる普遍的な側面をともに理解し、世界に向けて伝えていける人のことを指すのだと思います。学生のみなさんが、その追究の果てに、異国の友人知人に、日本という国、日本人、日本文化について豊かに発信していくことのできる人材へと育つことを、全面的に支援しています。

日本文化コースには、文化・思想・文学・言語の専門課程、教職課程(高校国語)日本語教師養成課程が設けられています。

教職課程・日本語教師養成課程
教職課程・日本語教師養成課程
ゼミ風景の様子
ゼミ風景
ゼミ風景の様子
ゼミ風景

在学生の声

向川夏海 

日本文化コース 4年
向川夏海 

アメリカ留学を契機に日本文化に興味を持ちました 

 私は高校2年生の時にアメリカでホームステイをし、文化の違いに驚かされました。アメリカの文化について英米文化コースで学びたいと思い、この大学を選びました。しかし私は今、日本文化コースに所属しています。せっかくの国際関係学部なのに海外ではなくて日本について学ぶなんて! アメリカとかヨーロッパについて知っている方がカッコいい! と思う人もいるかもしれません。私も入学するまではそう思っていました。

 この大学に入学し、私はとりあえず日本語教育について学べる授業を受けました。生まれてからずっと母語として使用してきた日本語を教えることなんて簡単だとたかをくくっていましたが、授業を受けてみると知らないことばかりでショックでした。私は外国語である英語を学ぶよりも、まず母語についてもっと深く知りたいと思いました。それと同時に、日本の文化について深く考えていなかったことにも気付かされました。私がアメリカの文化に違和感を覚えたのは、私が日本の文化に慣れていたというだけで、日本の文化がどういうものなのか、全くわかっていなかったのです。日本と異なる文化について考えるためには、まず日本の文化について知ることが必要だと感じ、大学2年次に日本文化コースに進学しました。

 2年生でとった日本文化論のテーマが「恋とは何か」でした。多くの女子が惹かれる題材ではないでしょうか。私もその一人でした。その答えをここに書くことは字数の関係もあり難しいですが、一人ひとりがそれぞれ自分と向き合って深く考えることで少しずつわかってくるものです。そのなかで、日本文化とは、日本人として生きてきた自分の中に根付いているものだと学びました。みなさんも、みなさん自身で恋や日本文化について考えてみてください。私は、自分と向き合うことができ、奥深く楽しい授業も多いこのコースを選択し本当に良かったと思っています。

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卒業生の声

川合序実

日本文化を学習し、国語科の教員へ

2016年卒業
焼津高校 国語科勤務

川合序実

 私は現在、私立高校で国語科の教員として勤務しています。教壇に立っていると、国語という教科はこれまで自分自身が向き合い考えたことすべてが授業に生きる教科だと実感させられます。高校生からは「それってなに?」「どうして?」「どうするの?」そんな数多くの疑問が常に思わぬところから飛び出してきます。素直な気持ちから生まれたそのような問いひとつひとつに向き合い答えを導くためには、彼女たちが抱く疑問以上のことを私が考え、経験している必要があります。静岡県立大学で過ごした四年間は、現在の私にとって、なくてはならない日々でした。

 国際関係学部において日本文化を学ぶということは、世界の中から見た日本を学ぶこと、そして日本文化をあらゆる視点から見つめ、考えることでもありました。そのような幅広い学びは、私自身が考え研究すること、興味を持つことの幅を広げることになりました。さらに大学生活を通して、学びたいこと、つまり自分の好きなことや興味関心のあることが何かを見つめ直すこともできました。大学生のころ私は、仏教説話や物語をもとに、そこから読み取れる日本人らしさとは何か、嫉妬や恨みとは何か、などといった簡単には答えの出ないような問いに自分自身でぶつかり、自分なりの答えを得ることを目標にしていました。高校生のころには興味を持つことすら想像していなかった日本倫理思想を学ぶことには、非常に新鮮なおもしろさがあり、それを追求することに楽しさを見出すこともできていました。

 大学生活で出会う人や学ぶことには、心を動かされるきっかけが溢れんばかりに存在します。そして、そのとき動いた自分の心に真剣に向き合い、未来を考える機会も数多く存在します。未来の県立大生のみなさん、自分自身の抱いている素直な疑問や問いかけを大切に、大学生活を通じてたくさんの心動かされる瞬間を経験してください。 

卒業生の声

寺田将人

最大の財産は「人」

2009年卒業
静岡新聞社 天竜支局勤務

寺田将人

私は現在、浜松市天竜区の山あいにある天竜支局に勤務しています。支局の記者は1人で、取材、撮影、原稿の執筆まですべてを手掛けます。事件や事故をはじめ、地域の伝統行事、自然災害などあらゆる分野を1人で取材するので、行動力や判断力が求められています。大学時代、私はバックパック1つでアジアなどを旅しました。そんな経験も仕事に生かされていると思います。記者を目指したきっかけも、何事も自分の目で見て確かめることにやりがいや生きがいを感じるからだと思います。

また、私が記者として最も大切だと感じていることは取材相手との信頼関係、「人とのつながり」です。「この人なら話せる」と相手に思ってもらえることが大切だと日々感じています。私が大学生活の中で得た最大の財産も「人」でした。大学の授業ではゼミ生たちと長い時間を掛けて議論し合い、日常生活では信頼し合える友人と出会いました。仲間と多くの時間を共有してきたことが、今の私を支える大切な財産です。未来の県立大生のみなさん、人との出会いを大切に、一度きりの大学生活を思い切り楽しんでください。

卒業生の声

松本 力也

出会った師や友人、学問が自分を生かしてくれているのです。

1995年卒業
静岡県立池新田高等学校教諭

松本 力也

私は高校で国語の教師をしていますが、折に触れて自分が「国際関係学部で日本文化を学んだ国語の先生」であるということに、少なからぬアドバンテージを感じています。

言うまでもなく、国語教師にとって国文学、国語学に関するリテラシーは重要なのですが、大学で世界の様々な地域の文化や思想に触れ、たくさんの引き出しを得たことが、教育活動を実践していく様々な場面で活かされているのです。

授業で黒板にいきなりハングルを書き始めたり(もちろん意味あってのことです)、外国人とのコミュニケーション・ギャップについて語って、それを人と繋がる、という大きな命題に深めていったりと、冗談みたいなことから大まじめなことまで、静岡県立大学で学んだことが教育活動の中でしっかりと生きています。

学生時代に出会った師や友人、学問が礎となり、自分を生かしてくれているのです。あのころ、みんなでバカ騒ぎをしたことも含めて。

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教員紹介

※職位・50音順

細川光洋

[教授]

担当科目
国語科教育法
研究テーマ
日本近代文学(吉井勇・谷崎潤一郎・寺田寅彦)

八木公生

[教授]

担当科目
日本思想概論
研究テーマ
文化交流史、日本の近代、日本芸能論

澤崎宏一

[准教授]

担当科目
日本語表現法
研究テーマ
文処理、第二言語習得

水野かほる

[准教授]

担当科目
日本語教授法
研究テーマ
日本語教育、社会言語学など

吉田真樹

[准教授]

担当科目
日本文化論
研究テーマ
日本倫理思想史(神・仏・源氏)

鈴木さやか

[講師]

担当科目
日本文学研究I
研究テーマ
中世能楽論・近世俳論

竹部歩美

[講師]

担当科目
日本語史
研究テーマ
平安時代の語彙語法の研究

平山 洋

[助教]

担当科目
日本思想史
研究テーマ
福沢諭吉の研究

国際言語文化学科 コース一覧

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  • 国際関係学科 国際関係を政治経済学と行動学からアプローチ
  • 国際言語文化学科 言語と文化の両面から英、米、欧、アジア、日本の地域研究
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