世界の政治・経済・言語・文化・歴史を学ぼう!静岡県立大学 国際関係学部

静岡県立大学 国際関係学部 大学院国際関係学研究科

学科紹介

国際言語文化学科

アジア文化コース

現代アジアの国際関係の動向と直結する学問分野を勉強できます

現代アジアの国際関係の動向と直結するさまざまな学問分野の勉強ができます。学生は自身の関心に沿って授業を選択して、真摯に学習していけば、多様なアジアに対する理解を通して,学際的、「地域」際的な思考方法を身につけていくことができるでしょう。

アジアの地域研究を志す人は、それぞれの学問領域によるアプローチとともに、外国語が研究の手段として必須です。英語はもとより、対象国や地域の言語もできなければなりません。

したがって、アジア文化コースを志す人は、英語以外の外国語科目として、中国語、韓国語(朝鮮語)、フィリピン語、ロシア語など最低一つの地域言語を1年生から学習すべきです。

もちろん、それ以外の外国語を学習しても、役立つことがあるでしょう。英語を含めた外国語に対する関心とその能力が求められます。

所属教員の研究面から言うと、アジアの中でも中国、朝鮮半島、東南アジア諸国、ロシアに関する勉強が特に行いやすい環境にあります。もちろん、アジアに関する理解を志すといっても、アジア以外の国際関係、さらには広範囲の学問領域にも関心を持つ姿勢が求められます。アジアを通して多様で複雑な国際社会を複眼的にとらえる視点を身につけましょう。

「食は広州にあり」(中国海外実習ゼミ)
「食は広州にあり」(中国海外実習ゼミ)
カンボジア・アンコール遺跡にて
カンボジア・アンコール遺跡にて
韓国にて日韓学生セミナー開催
韓国にて日韓学生セミナー開催

在学生の声

佐野萌子

アジア文化コース 4年
佐野萌子

アジア地域を学ぶ 

 皆さんはアジアの国々に対してどのようなイメージを持っているでしょうか?なんとなく悪いイメージだったり、よく分からなかったり・・・、欧米諸国に憧れる人が多い一方、アジアという地域に対するイメージは必ずしもプラスではないと思います。私も例外ではありませんでしたが、大学に入って中国語を履修したり、アジア関連の授業を受けるうちに、アジアの重要性を実感し、もっと知りたいと思うようになり、アジア文化コースを選択しました。

  アジア文化コースでは、 中国、朝鮮半島、東南アジア諸国を中心として、文化的に多様なアジアの文化、社会、政治を勉強することができます。

  私は主に中国の文化について勉強しています。日本人から見た中国人は、時にマナー違反が多く見られ、自己中心的に映ります。しかし授業で日本と異なる中国人の文化や行動原理や、「他者を一歩引いた目で冷静に受け入れ、理解しようとする姿勢」について学ぶことで、中国人がなぜそのような行動を取るのかについて、理性的かつ客観的に分析できるようになりました。そしてこの姿勢は他国の文化に対してのみではなく、自分にとっての「等身大の学び」として、実生活で他者と関わる際にも生かしていくことができるものです。

 2年生の春休みには、協定校の浙江大学で3週間の中国語研修に参加しました。世界各国から来た中国語を学ぶ仲間達と机を並べて勉強できたことは、本当に良い経験でした。素晴らしい先生方と近い距離感で、アットホームな雰囲気の中学ぶことのできることも、このコースの魅力です。まだ自分が持っていない視点からアジア諸国を見つめることで学ぶことはたくさんあります。これからも恵まれた環境に感謝しつつ、色々なことを学んでいきたいです。

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卒業生の声

河田透

2006年卒業
(株)時事通信社 写真部 勤務

河田透

 写真記者として事件・事故・災害、政治、スポーツなど、あらゆるニュース写真を国内外で撮影しています。

 高校生の頃、写真家・星野道夫氏が撮影したアラスカの自然や先住民族に関する作品に出会い、世界の多様な文化や歴史に憧れました。県大に入学後、地域言語にフィリピン語を選択してから東南アジアに関心が向き、小幡壮先生のゼミに入りました。

 ゼミでは、東南アジアについて古代の歴史から宗教、農業、庶民の食文化まで広く学びました。ベトナム・カンボジア、フィリピンの海外授業にも参加し、フィールドワークを通じて活字や写真だけでは知ることのできない「におい」を肌で感じました。これはアジアコースに共通する魅力でしょう。

 卒業直前の半年は、交換留学生として国立フィリピン大学に派遣していただきました。立派な留学生ではありませんでしたが、とても貴重で濃密な時間を過ごしました。

 本学附属図書館に蔵書が収められているジャーナリストの故・岡村昭彦氏は、ベトナム戦争報道だけでなく、生命倫理やホスピス、環境問題など多岐に渡る取材を亡くなる直前まで行いました。彼が残した「我々はどんな時代を生きているのか?」という問いは、社会に出てから年々、心の中で重さを増してきています。学業や就職活動も大事ですが、柔軟さと知的好奇心を失わないようにしたいものです。 

卒業生の声

成田 友紀(旧姓 近藤)

机上学習では得ることのできない知識や経験を学べました。

2007年卒業
株式会社 UL JAPAN

成田 友紀(旧姓 近藤)

「アジアと日本を幅広い観点から洞察できるカリキュラム」

アジア文化コースでは専門の国・地域の社会、歴史、文化、政治などを学ぶと同時に、その国・地域と日本との関係性を比較することができます。たとえば、私の場合、韓国の社会や文化について学びました。

英語と地域言語(韓国語) を勉強することはもちろん、日本と韓国の歴史的背景を知識として身につけることは非常に重要で、それらを土台に現在の日韓関係についてゼミなどで議論を重 ねました。実際に韓国人学生と触れ合う機会もあり、合同ゼミなどの場では顔と顔を向け合いお互いの意見を発表しました。

机上での学習では得ることのできない知識や経験を得られたと思います。アジア文化コースのカリキュラムでは、専門科目b群の必修単位として、他コースの科目からも選択できます。

そこで私はアジアについて勉強するのと同時に日本文化に関する授業も多くとりました。社会に出るようになった今、大学時代に幅広い観点から物事を洞察する癖を身につけようと意識して勉強したことが、一番活かされていると実感しています。

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教員紹介

※職位・50音順

小幡 壮

[教授]

担当科目
東南アジア文化論
研究テーマ
東南アジアの文化人類学

五島文雄

[教授]

担当科目
現代東南アジア論
研究テーマ
東南アジア(特にベトナム)の政治と外交

小針 進

[教授]

担当科目
韓国朝鮮文化社会論
研究テーマ
現代韓国の社会・政治

諏訪一幸

[教授]

担当科目
現代中国論
研究テーマ
中国共産党

奥薗秀樹

[准教授]

担当科目
現代韓国朝鮮論
研究テーマ
朝鮮半島の政治と外交

奈倉京子

[准教授]

担当科目
中国社会論
研究テーマ
中国の文化人類学

堀内賢志

[准教授]

担当科目
ロシア社会論
研究テーマ
現代ロシアの政治・外交

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