世界の政治・経済・言語・文化・歴史を学ぼう!静岡県立大学 国際関係学部

静岡県立大学 国際関係学部 大学院国際関係学研究科

学科紹介

ゼミ紹介

専門分野を学習し、さらなる学問の高みへ。

2年生の終了時点でゼミ選択を実施し、3年生以降、学生はそれぞれのゼミに所属して専門知識を深めていくことになります。専門分野を究めた教員と共通の分野に関心を持つさまざまな仲間とともに切磋琢磨し、成長していく場がゼミナールです。

ゼミの様子

国際関係学科 国際政治経済コース

講師 飯野光浩(開発経済学)

新興国、途上国、経済発展など幅広い分野について議論しています

私たちのゼミでは、開発経済学、国際経済学を学んでいます。具体的には、ODAや援助はなぜ適切に行き届かないのか、また、どのような援助が途上国にとって望ましいのか、貧困と汚職の間にはどのような関係性があるのか、など主に途上国の経済成長と貧困問題について議論しています。

ゼミは、毎週火曜日の午後に、また、春・夏の年2回勉強会を行っています。

3年次では、ミクロ経済学のテキストで経済学の基礎を復習した後、国際経済学のテキストを輪読し、その後ゼミ生の興味関心に沿って英語のテキストの輪読に入っていきます。4年次は、各自テーマを選び、一年間通して卒論の研究を行っていきます。

また、3年生のときには毎月英語課題の提出があり、具体的には以下のようなタイトルの記事を読み、要約の提出をします。下記はあくまでもこれまで読んできた記事の一例です。

The new age of crony capitalism: Political connections have made many people hugely rich in recent years. But crony capitalism may be waning. (The Economist)

Employment in Sub-Saharan Africa: Why African firms create so few jobs (The Economist)

Rising inequality is a blemish on Asia’s growth story (Financial Times)

ゼミ生の関心は幅が広く、途上国、貧困、経済成長、BRICS、国際貿易、などに多岐に渡っています。

(報告 ゼミ生)

国際関係学科 国際行動学コース

教授 津富宏(犯罪社会学)

「地に足のついた社会貢献」進行中!!

 私たちのゼミは「地に足のついた社会貢献」を目標にして、教室の外に出て社会の現状を考え、自らの興味を活かしそれを社会貢献として形に表す企画を毎年実施している、机上では学べないものを学ぶことが出来るゼミです。このゼミは今年で9年目を迎え、9期生は6名(内1人は留学中)で活動をしています。

 9期生は、神奈川県で行われている「鶴見ほっこり村」という活動に影響を受けました。これは、小学生も、近所のおばあちゃんも、会社のお偉いさんも、大学教授も、色んな老若男女が集まって、即興で演劇を作り、実際に演じる事を通じて地域の繋がりを作り出すものです。私たちは、静岡県立大学がある草薙にも、そのような場を作りたいと考え、「草薙ほっこり村」を開村し、これまでに、全4回を草薙各地で行ってきました。

 参加した方からは、「初対面にも関わらず、こんなに楽しかったワークショップは初めて!」などの声が多数あがり、“ほっこり”な場面に多く出会えました。その他にも県内の高校に訪問し、高校生に対して、ゼミ生が考えたキャリアについて考える授業の実施なども行ってきました。

 このゼミの特徴は、学生同士、そして学生と教授との距離が非常に近いという点にあります。通常のゼミのように、文献を読みレジュメを発表するというスタイルではなく、どんな企画を、どのように進めていくのかをすべて学生たち自身で話し合って決定するため、白熱した議論になる事も多く、その分、学生同士でとても濃い繋がりができます。ゼミの担当教員である津富教授は、ほのぼのとした雰囲気を持っている教授で、気さくに話しかけてくれ、学生からとても慕われている教授であり、また議論に行き詰った時、学生だけでは解決するのに困難な問題にぶつかった時は、さりげなくアドバイスをしてくださいます。

(報告:ゼミ生)

国際言語文化学科 英米文化コース

准教授 澤田敬人(オーストラリア文化論)

学生が開拓するオーストラリアン・スタディーズ!

 オーストラリア研究のゼミでは、まず、地域研究の基本的な考え方の理解を目指しています。地域研究にはいろいろな学問が参加しています。学問ごとに地域研究が意味するものに違いはあっても、研究を通して、地域の課題の解決に役立つ知識を生むことができればうれしい、という気持ちは共通しています。そのような境地に至ることができるよう、ゼミ生は心得ます。また、地域研究における地域とは何だろう?ということも、研究している時に実感しなければなりません。そのためにこのゼミでは、地域を全体としてとらえ、その全体が新しい形に変わる可能性を見据えて、研究を開始します。地域研究の基本を理解した後は、本格的に研究分野の検討を行います。最近のゼミでは、統一したテーマとして、白人性とオーストラリア性という課題を採り上げています。ゼミ生はみな、統一テーマのもとでまとまり、文献を読んで発表するなどのゼミの活動を行います。その他にゼミ生は、自分の卒業論文テーマを決める必要があります。これまでの卒業論文テーマには、戦争とナショナリズム、エスニシティ、多文化主義、社会正義、国歌、オリンピック、家族などがあります。卒業研究を完成させるまでの道のりは長いです。そこで、できる限り教員は、卒業論文を執筆するゼミ生にとって、あらゆる面で安心できて心の休まる人でありたいと考えています。

国際言語文化学科 日本文化コース

准教授 澤崎宏一(日本語表現法)

澤崎ゼミの風景

 私のゼミでは、言葉と社会、言葉と学習、言葉と理解といったことを考える場所にしたいと思っています。例えばこれまでのゼミ学生は、「男女の言葉づかいの違い」、「敬語の使い方」、「漢字や仮名などの使い分け」、「映画やドラマのせりふ」、「若者言葉や方言」、「言葉と記憶」などといったテーマを選んで、それぞれ卒業論文につなげています。

 ゼミは普通の講義とは雰囲気も進め方も違います。私のゼミの場合、毎年所定のテーマに沿った教科書や論文を課題図書として設定しますが、それ以外に、ゼミ生自身が独自の判断で読んだり調べたりしたことを発表し合う場所でもあるのです。ですから、卒業論文のために調べてきた成果を披露して話し合ったりします。みんなと一緒に考えることで、一人では気がつかなかった事柄に考えが及ぶこともあるからです。不思議なもので、初めはなかなか話し合いに参加できない人も、4年生に上がる頃には何かしら発言ができるようになっているものです。それに、みんなの前で繰り返し同じ研究テーマについて発表することで、自分が選んだテーマに少しずつこだわりや愛着が生まれるようにもなります。これらは、ゼミでこそ味わえる勉強の醍醐味と言えるでしょう。

 写真を見てください。これはある日のゼミのひとこまで、左端で両手を広げて何かしゃべっているのが私です。しかし主役は私ではなく、前でプレゼン(発表)をしているH君なのです。H君のプレゼンに対して、私とゼミ生達が疑問を投げかけたり反対意見を述べ たりあるいは情に訴えたりして、発言権を得ようとあの手この手で仕掛けてくる。H君はうまくかわさなければいけない。逃げ切れるか、H君。そういう雰囲気のゼミにしていきたいと、みんなで努力しています。

国際言語文化学科 アジア文化コース

教授 小針進(現代韓国・朝鮮社会論)

日本と韓国朝鮮に関する幅広い分野を扱う

 2002年に開催された日韓共催のワールドカップ・サッカー大会を境に、日韓関係は大きく変化しました。2003年には日本で「冬のソナタ」が大ヒットし、その後K-POPや韓流スターなどが男女問わず、幅広い世代で親しまれるようになりました。

 日本と韓国朝鮮を学習対象とする私たちのゼミでは、韓流現象だけでなく、日本と朝鮮半島の「眺め合い」、日韓間の歴史認識や領土問題、在日コリアンをとりまく事情など、幅広いテーマを議論の対象としています。

 3年生は、日本と韓国朝鮮関係の最先端の見解を示した書籍の要約を行い、疑問点、論点を交えて発表、さらに、それをもとに全員で議論します。4年生には、それぞれの興味を突き詰めた卒業研究を行います。

 また、年に3回(国内2、韓国1)のゼミ合宿を設けています。日本と韓国朝鮮関係において第一線で活躍している著名人から直接お話をお伺いしたり、ソウルや釜山の大学生と討論したりします。慶應義塾大学で韓国朝鮮を学ぶ学生と合同ゼミを実施することもあります。普段のゼミ活動と合宿を通して、国が変われば見方が変わるということに気づき、多角的な視野を持つことにつながるでしょう。しかし、そのためには、相応の学問的努力が欠かせません。私たちのゼミでは、日本と韓国朝鮮に特化した真剣な議論を交わすため、3年生のうちは少し大変な思いをするかもしれませんが、そのぶん達成感もあります。学生同士の仲が良く、指導教員も学生と親身になって向き合ってくれます。

 ゼミでの経験は、大学生活の中でも特に貴重なものです。私たちのゼミは、今後の日本と韓国朝鮮関係で重要視される「未来志向」を考える上で欠かせない、多くの貴重な意見に出会える場です。

(報告:ゼミ生 山崎功祐)

国際言語文化学科 ヨーロッパ文化コース

准教授 マティアス・ファイファー(日独比較文化論)

日独比較文化ゼミへようこそ!

 「他文化を知らない者は、自国の文化も良く知らない」とはよく言われていることです。つまり、外国の文化を知ることによって初めて、当たり前のように思っている自国の習慣や、ものの扱い、考え方を、違う視点から評価できるのです。ものごとから距離をおき、客観的な判断を行うことが研究者の仕事であり、大学生の課題なのです。

 しかしまた、「自分の文化を知らなければ外国の文化も理解できない」とも言えます。日本の文化を無視して外国の文化だけにこだわる者は、結局、比較する文化を持たない人間であり、新しいものの良し悪しを判断できません。

 「それでは、どう勉強を始めればいいの?」と、迷ってしまった新入生は、聞いてくるでしょう。まず自分の文化から始めるのか、それとも外国の文化からアプローチするのか?

 答えは、異文化の勉強は一方通行ではなく、二つの文化の間を行き来して比較を行い、同時に自らの視点もたえず変化させていくことで、ひとつの文化のより広範囲にわたる理解が可能となるということだと思います。

 私のゼミで学生が取り組んでいるのは、グローバル化の時代の中でドイツと日本が、それぞれの国に現れた社会問題を、文化的な作品(文学、映画、漫画、歌、絵画、記念碑、など)の中でどう取り上げているか、同じような問題に対してどのような解決方法を考えているか、ということです。

 もちろん、この研究では現代社会の問題にとどまらず、その歴史的・文化的背景も調べることはいうまでもありません。ゼミ生は、この範囲の中から、自分で研究したいテーマを自由に選び、図書館や資料館を利用したり、インターネット検索や、アンケートなどを行い、その結果をゼミで発表します。発表に対して、教員や他のゼミ生からコメントや質問がなされ、ディスカッションやディベートが行われます。

 これまでにゼミ生が選んだ卒論テーマは、「太平洋戦争画の考察」、「ドイツ推理小説の社会的背景」、「ロック・ミュージックから探る若者の反抗」、「1920年代におけるドイツ映画」、「歴史教科書に描写される戦争」などです。

 調査や、発表、ディベートは職場でも、異文化間のコミュニケーションでも、必要なことですし、またその方法や自分の決断に対して責任を持つことは、特に大学のゼミで身に付けられることです。いや、身につけるべきことです。そういう意欲がある学生を歓迎します。

国際関係学科 コース一覧

  • 国際政治経済コース
  • 国際行動学コース

国際言語文化学科 コース一覧

  • 英米文化コース
  • 日本文化コース
  • アジア文化コース
  • ヨーロッパ文化コース
  • 国際関係学科 国際関係を政治経済学と行動学からアプローチ
  • 国際言語文化学科 言語と文化の両面から英、米、欧、アジア、日本の地域研究
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