世界の政治・経済・言語・文化・歴史を学ぼう!静岡県立大学 国際関係学部

静岡県立大学 国際関係学部 大学院国際関係学研究科

留学・国際交流

活発な対外交流

協定校交換留学

国名大学等の名称
フィリピンフィリピン大学 University of the Philippines
ドイツブレーメン経済工科大学 Hochschule Bremen
フランスリール政治学院 Institut d’Etudes Politiques de Lille
トルコボアジチ大学 Boğaziçi University (Bogazici University)
ロシアモスクワ国立国際関係大学 The Moscow State Institute of International Relations

短期語学留学

国名大学等の名称
アメリカロジャーウィリアムズ大学 Roger Williams University
カリフォルニア州立大学サクラメント校 California State University, Sacramento
オハイオ州立大学 The Ohio State University
中国浙江大学 Zhejiang University

私費留学

上記の留学以外に私費留学があります。学生が、あらゆる国の大学(語学学校)から自分の目的に合った留学先を選んで私費で留学するもので、例年、かなりの数の学生がさまざまな国や地域に留学しています。参考までに近年の私費留学先(国名のみ)を以下に記しておきます。

中国、オーストラリア、韓国、アメリカ、デンマーク、フィリピン、カナダ、アイルランド、南アフリカ、ニュージーランド、イギリス、フランス、カンボジア、ハンガリー、ベトナム等

留学体験記の紹介

留学先で履修した科目の例

ボアジチ大学
Legal Emvironment Business(トルコのビジネス法)
Elementary Turkish for Foreign Students(外国人のための基礎トルコ語)
Introduction of Political Science(政治学入門)
International Institutions(国際制度論)
ブレーメン経済工科大学
Wirtschaft und Gesellschaft in Japan(日本の経済と社会)
Bremen and the World: Economical and political integration over the centuries(世界の中のブレーメン:数世紀間の中の経済・政治の統合)
Introduction to the European Union(ヨーロッパ連合入門)
Deutsch als Fremdsprache(外国語としてのドイツ語)
リール政治学院
La France et l’Europe en tendance(フランスとヨーロッパの動向)
L’Union Europenne, acteur International(欧州連合、国際的なアクター)
L’Europe dans les relations internationals depuis 1945(1945年以降のヨーロッパの国際関係)
Vie politique et institutions francaise(フランスの政治制度)
フィリピン大学
日本文化、開発経済学、観光マネジメント、英語
モスクワ国立国際関係大学
ロシア語と文化、ロシア語文法・会話

ドイツ・ユーロセンターベルリン校留学体験記~ドイツでの学生生活、留学を通して~

国際関係学部 ヨーロッパ文化コース3年 加藤真唯

ドイツでの学生生活

留学時の写真
放課後の学校主催のアクティビティーにて
先生・仲間と一緒に

私は2014年10月から2015年8月までの約10か月間、ドイツの首都ベルリンに語学留学をしました。ベルリンは、ドイツという国からメルヘンチックなイメージをもつかもしれませんが、実際には移民の多い国際色豊かであり、同時に現代と過去が混在しているような街でもあります。

語学学校ではレベル別にクラスが分けられ、1クラス10人程度で様々な国から来た人たちとドイツ語を学びます。そこでは読む・書く・聞く・話すことを目的とした授業がバランスよく組まれており、歴史、政治、健康、仕事など様々なテーマについて学習することができます。とりわけスピーキングの授業では、クラスに自分以外に日本人がいなかったこともあり、他国とは異なる日本独自のシステムや、日本人独特の考え方を伝える機会がありました。そこでは議論が盛り上がり、日本文化に対する他の学生の考えも知ることができ、大変充実したものとなりました。また、毎週金曜日の午後にはBBQパーティーや観光スポット巡りなどのアクティビティーにも参加できます。

授業

いかなるレベルのクラスであっても、授業はすべてドイツ語で行われます。最初は聞き慣れない発音やリズム、初めて目にする単語などが多く、今後の授業についていけるのかという不安もありました。しかし、クラスには様々な目的でドイツ語の習得を目指す学生で占められており、少しでも気になることや不明な点があれば気兼ねなくその場で質問でき、それに対して先生も質問に対してドイツ語で答えてくれるので、語学に関する疑問が解消されるのと同時に語彙力の強化を測ることができます。

また、1クラスを2名の先生が担当しており、また曜日毎に担当の先生が変わります。どの先生もドイツ語の教え方にオリジナリティーがあり、飽きることなく授業を受けることができました。

留学を通して

留学前に私は、英語が比較的通じるベルリンで、敢えて現地の言葉であるドイツ語を学習することで、そこで暮らす人々の生活様式や思想についてより深いところまで学びたいと考えていました。ドイツに渡ったばかりの頃は、生活に辞書は欠かせず、食べきれない程の食事の量に驚き、ホームステイ先では他人と共同で生活をし、また周囲に日本人がおらず、不安なことや慣れないことが多くありました。しかし、そのような状況が逆に「自分で何とかやってやる」という気持ちに火をつけ、結果として失敗することに臆せず、何事に対しても体当たりでチャレンジする精神と度胸が養われました。

また語学学校では、移民としての背景を持っていたり、芸術を学びに来ていたり、仕事の幅を広げるためであったりと、様々な事情と目的からドイツに来てドイツ語を勉強している数多くの友人と出会うことができました。ドイツ語が上達するにつれて、日本にいるだけでは決して知りえなかった彼らのリアルな考えや母国の状況についても見聞きすることができました。  

私は今回のドイツ留学を通して、何事にも恐れずにチャレンジする精神を持ち続けるとともに、背景事情の異なる様々な人の気持ちを考えて行動ができる人間になりたいと強く思うようになりました。

フランス・リール政治学院留学体験記~フランスでの学生生活、留学を通して~

国際関係学部 国際政治経済コース 粟田理沙

フランスでの学生生活

留学時の写真
リール政治学院学生との
欧州議会見学(ブリュッセル)

私は2013年8月から2014年8月までの約1年間フランスの最北端に位置し、ベルギーの国境の近くあるリールという街に留学していました。リールはフランスでも有数の大学都市であり、学生が多く住んでいる街でした。

留学先のリール政治学院では様々な国から来ていた留学生とともに勉強していました。留学生は留学生用の授業(フランス語でフランス事情を勉強する内容)とフランス人学生用(フランス語・英語で国際関係論に関する専門科目)の授業を取ることができました。私は政治学修了証書(CEP)の取得のために政治の授業を主に取っていました。

最初は授業についていくのが大変で、授業の内容もほとんどわかりませんでした。しかし、困ったことがあったらフランス人の学生たちや他の留学生がいろいろと助けてくれました。学校に通い、半年が過ぎたころから、授業の内容が徐々に理解できるようになってきました。今までは友達に教えてもらう立場でしたが、友達に授業の内容を教えてほしいと頼まれるようになったときはとても嬉しかったです。

授業

授業は講義形式の授業もありましたが、ほとんどが演習形式で生徒たちが自由に意見を言い合うことが多かったです。私はこの演習形式の授業に出ていましたが、圧倒されたのが他の国の留学生の発言力でした。私はフランス語で自分の意見を言う自信がなく、聞いていることしかできませんでした。他の留学生はフランス語に自信がなくても自分の意見をはっきりと述べ、さらに自分の国の情勢を交えて議論しているのを見て、彼らのレベルに圧倒されました。彼らの授業に対する高い姿勢を見て私も負けてはいられないという気持ちになり、授業内外で友達と議論をするようなりました。最後には念願の政治学修了証書(CEP)の取得もかないました。

留学を通して

私は留学中フランス語で仕事をしたいと思い「ジャパンエキスポ」という日本のサブカルチャーや伝統文化を紹介する展示会で仕事をしていました。ジャパンエキスポに訪れる人たちは日本にとても興味を持っており、日本に関していろいろな質問をされました。自分の国が多くの人に興味を持ってもらえていることを知ることができ嬉しかったのですが、その反面、自分の国であるのに知らないことがたくさんあることに気づきました。この経験から、日本のことについて深く勉強したいと思うようになりました。

1年間の留学をふりかえってみると、最初は慣れないことが多く、学校生活や日常生活に苦労しました。そのたびに、周りの人々が「大丈夫?何か困ったことがあったらなんでも言ってね」と声をかけてくれました。そんな温かい人たちがまわりにいたおかげで留学中は不安や寂しさを感じることがありませんでした。

またこの経験から、多様な文化や価値観を学び、よりよい関係を築けるようになりたいと強く思うようになりました。そして将来フランス語を扱う仕事につけたらいいなと思いました。

中国浙江大学語学研修体験記~習慣や文化の「違い」、その先に見えたもの~

国際関係学部 国際行動コース3年 永井明日香

留学を決めた理由

リール政治学院学生との欧州議会見学(ブリュッセル)
前列左から2人目が筆者

私は2014年3月に、3週間の中国浙江大学語学研修に参加しました。今回は静岡県立大学の国際関係学部の学生8人が参加しました。

中国は世界最大の人口を抱え、近年著しい経済成長を遂げています。また、漢字やお茶など中国から日本に伝わったものは多く、中国と日本は歴史的に深い関わりがあります。しかし、最近では領土や歴史をめぐって日中関係が悪化しており、両国の間には溝ができています。メディアではしばしば中国人による反日運動の様子が取り上げられ、中国人は日本人を嫌っている、中国は怖い国であるという印象をメディアは私たちに与えているように思います。そのため、多くの日本人は中国に対してあまりいいイメージを持っていません。私は以前から中国はメディアで報道されているような国なのか疑問を持っていました。大学に入学し、中国人の友達と仲良くなるにつれてその疑問は強まり、実際に自分で中国の現状を見てみたいと思い、留学を決意しました。

中国での生活

留学先の浙江大学は、中国で2番目に規模の大きい大学で、大学内には病院、スーパー、銀行、寮があり、学生は大学内で不自由なく生活することができます。また、世界各国から多くの留学生が学びに来ており、中国という国は他の国から見ても魅力がある国だということを感じました。

中国に行く際に心配していたのは食事と衛生でした。私が中国に行った頃はちょうど鳥インフルエンザやPM2.5による大気汚染が問題となっていました。大学がある浙江省や休日を利用して出かけた上海は、晴れていれば青空が見え、想像していたほど環境は悪くなく、食事も美味しいものばかりでした。現地で体験してみて初めてわかることは多いのだと思いました。

中国語での授業

大学での授業は、私たち静岡県立大学の学生と、同じ時期に語学研修に来ていた北海道大学との学生と合同で行われました。授業はすべて中国語で行われ、最初は先生の言っていることがわからないこともありましたが、授業が終わった後、友達とその日に学んだ単語や文法を復習することを続けるうちに、聞き取る力がつき、授業の理解も深まりました。また、授業では会話を重視し、相手を替えてお互いに質問し答える練習を毎回行ったり、大学の外で中国人に道を尋ねるロールプレイ活動を行ったりと充実していました。自分の意見を相手に中国語で伝えることに難しさを感じましたが、自分が知っている単語や簡単な文法を使って伝えようとすることが大切であると学びました。

中国人学生との交流

授業がない平日の午後や休日は、浙江大学のボランティアの中国人学生がレストランや大学周辺の観光地に連れて行ってくれました。彼らはとても親切で私たちが中国にいる間、色々な面で助けてくれました。日本語を話せる学生も多く、そのほとんどが日本のアニメや漫画に興味を持ち、独学で勉強したと知り、彼らの日本文化への関心の高さや勉強熱心さに驚きました。彼らと日本と中国の違いを語りあったり、彼らに日本の文化や習慣を紹介したりしたことで、自分が日本人であることを改めて感じたと同時に日本を客観的に見る視点を持つことができるようになりました。

外国を見る

3週間という短い期間でしたが、私にとって中国の現状を知る非常に良い経験となりました。メディアで報道されている情報を鵜呑みにせず、自分で足を運ぶことの大切さを学び、中国で過ごす中で日本との違いを受け入れることが大切であると感じました。たとえば、中国人は愛想がないとよく言われ、実際に私も買い物をする時にそう感じ戸惑うことがありましたが、中国では見知らぬ人に笑顔を向けることはおかしいことであると知りました。自分の国と比較して他の国の文化や習慣が「違う」のであって、それを良い悪いで判断せず、受け入れることが大事なのだと身をもって感じました。語学研修を通じて、今後も色々な国の人と関わり、多様な文化や価値観にふれたいと思うようになりました。そしてその国に関して自分が疑問に思うことがあった時には、実際に自分の目で確かめる姿勢を大切にしていきたいです。

最後になりましたが、このような貴重な機会を与えてくださった静岡県立大学の皆様方に心から御礼申し上げます。

トルコ・ボアジチ大学留学体験記~海外名門大学での国際政治・国際法講義に魅せられた9ヶ月~

国際関係学部国際関係学科国際政治経済コース 2014年卒業 白濱秋歩

トルコでの学生生活

留学時の写真
後列左から2人目が筆者

私は2011年9月から9か月間、トルコ・イスタンブールにあるボアジチ大学で交換留学生として学びました。トルコはアジアとヨーロッパの中心に位置し、多くの民族や文化が共生するイスラム教国です。古代からの深い歴史や文化、数々の世界遺産を持ちながらも、最先端の文化や建物が欧米的な雰囲気も感じさせます。また世界一の親日国家であるため、人々は日本人に対して非常に親切で興味を持ってくれます。

留学先のボアジチ大学はトルコ有数の国立総合大学で、授業は英語で行われます。また世界各国から多くの留学生を受け入れており、トルコ人だけでなく様々な国籍の留学生とも交流することができます。私はこうした環境で学ぶことで広い視野と多様な経験を得て大きく成長したいという思いがあり、留学を決意しました。

しかし、渡航当時はトルコ語を全く理解できず、慣れない英語での授業にはついていくのもやっと、学校を出れば買い物をしたり道をたずねたりすることもままならない状態でした。このままではいけないという焦りと不安が大きくなると、日本で応援してくれる人々や留学に来た目的を思い出し絶対にあきらめないと決意を新たにしていました。そして授業の予習復習や英語・トルコ語の自習を含めて毎日10時間ほど勉強し、少しずつ学力や知識をつけていきました。またトルコ人や留学生と積極的に交流し、一緒に勉強したり遊んだりする友人も増えていきました。

自分の興味で選ぶ授業

大学での授業は、数百人に対する講義形式のものもあれば、数人でのゼミ形式のものもありました。ヨガやレベル別のトルコ語の授業もあり、留学生は多くの授業の中から自分の興味やレベルに合わせて自由なスケジュールを組むことができました。授業中は皆積極的に発言し、教授に対しても物怖じすることなく質問したり反論したりしているため、非常に刺激を受けました。また学生それぞれがしっかりと自分の意見を持っており、私も授業内外を問わず友人と様々なテーマについて議論していました。

印象に残った出来事

学校生活で最も印象的だった出来事は、学内にアメリカ発のコーヒー・チェーン店ができる際のことです。店舗予定地には毎日昼夜を問わず数十人の学生が座り込みをし、教育の場に資本主義を持ち込むなというメッセージを発していました。実際に店舗が完成してからは、飲食物を持参しての店頭での座り込みによる営業妨害をしていました。先進国の行き過ぎた資本主義や多国籍企業に危機感を覚え、それをはっきりと言葉と行動で示す姿に日本の学生との大きな違いを感じるとともに、非常に考えさせられる出来事でした。

日本への関心の高まり

1年間の留学を通して学んだことや得たものは本当に多く、数えきれません。たとえば、授業では国際政治や国際法を異なる視点から学ぶことができ、英語・トルコ語でのコミュニケーションに全く困らないほどの語学力も身につきました。トルコだけでなく世界各地に200人以上の友人ができ、多様な価値観や各国の内情を知ることができました。多くの人々とのかかわりの中で、言葉の大切さと同時につたない言葉でも思いは伝わることを学びました。

また、あらためて自分が日本人であることや日本のすばらしさと課題を感じることもできました。現在は、どんな困難もあきらめずに努力すれば必ず乗り越えられると信じることができるようになり、就職活動で悩み自信をなくしかけた際も自分を立て直すことができました。今後もこうした学びを忘れずに、国境を越えて社会や人々に貢献できる社会人になるために努力し続けたいと思います。

最後となりますが、このような素晴らしい機会を与えてくださった静岡県立大学や国際関係学部の皆様方に心から御礼申し上げます。

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  • 国際関係学科 国際関係を政治経済学と行動学からアプローチ
  • 国際言語文化学科 言語と文化の両面から英、米、欧、アジア、日本の地域研究

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