2015年11月3日、視覚障害者向け総合イベント・サイトワールド2015にて、「楽しい支援技術 将棋と視覚障害」をテーマにセミナーを開催しました。
昨年に続き、プロ棋士の勝又清和六段にご登場いただきました。現在開発中の、ブレイルセンス用将棋クラブ24対局ソフトを紹介しました。会場では、このソフトの実演を兼ねて勝又先生による指導対局を行いました。セミナーの参加者は、およそ45名でした。
以下、当日の様子を写真で紹介します。
指導対局の様子その1
勝又先生はパソコンで、石川はブレイルセンスで将棋クラブ24にアクセスしています。ゲストの石川さんが、ホワイトボードで解説用大盤で駒を動かしてくれました。
指導対局の様子その2
手元の将棋盤を操作する勝又先生
指導対局の様子その3
解説する勝又先生と、手元の盤を確認する石川
セミナーの様子1
参加者の方が持参してくれた、フェルト製将棋盤を回覧しました。触っても駒が動かないよう、いろいろな工夫をされているようです。
セミナーの様子2
ゲストの玉津島さんが、日頃のスカイプ将棋同好会での苦労や工夫を語ってくれました。
今回のセミナーでは、勝又先生による、わかりやすくかつ実践的なお話を聞くことができ、とても参考になりました。