1999 旬報社
まえがき
第一章 なぜほんとうの気持ちはわからないのか
昔の友達と再開したときあなたはどうしますか
ストックと傘の狭間で僕は悩んだのです
第二章 なぜ適切に振る舞おうとするのか
どうしてフォークダンスは嫌なのか
キツネの身になって考えてください
三人の女の子の話
第三章 なぜ価値を証明したいのか
存在証明に没頭するわけ
究極の選択をしてください
リストラを言い渡されたらどうしますか
第四章 なぜ女性は優しくなくてはいけないのか
愛していることをどうしたらわかってもらえるのか
感情労働というものの見方
第五章 なぜ対抗文化は秩序を揺さぶれないのか
珍しい出来事の処理
再生産という見方
第六章 なぜ期待されるとがんばるのか
君には、君にしかできない、君にならできることがあるはずだ
かがやかしいことはめったにない
第七章 なぜテクノ依存症になるのか
コンピュータはドラッグなのか
コンピュータを出し抜くのは快感なのです
第八章 なぜ性を変えたいのか
性を構成する四つのパラメータ
トランスセクシュアルと呼ばれる人々
社会は性自認より戸籍の性を信用する
リアルライフテスト
第九章 なぜ引き返したりするのか
あとがき