プロフィール

石川 准(ISHIKAWA Jun)

静岡県立大学 国際関係学部教授(国際関係学科所属)

< 学歴・職歴 >

  • 1981年 3月 東京大学文学部社会学科卒業
  • 1983年 3月 東京大学大学院社会学研究科社会学A専攻修士課程卒業
  • 1983年 8月-1984年 5月  ニューヨーク州立大学ストーニーブルック校社会学部大学院博士課程留学
  • 1987年 3月 東京大学大学院社会学研究科社会学A専攻博士課程単位取得退学
  • 1987年 4月 日本学術振興会特別研究員
  • 1989年 4月 静岡県立大学国際関係学部専任講師
  • 1994年 5月 同 助教授
  • 1997年 4月 同 教授(現職)
  • 2015年 4月 東京大学先端科学技術研究センター 特任教授(兼任)

< 学位 >

  • 1995年 3月 社会学博士(東京大学)

< 主な社会活動 >

  • 国連障害者権利委員会 委員
  • 内閣府障害者政策委員会 委員長
  • 全国高等教育障害学生支援協議会 代表理事
  • 国立障害者リハビリテーションセンター運営委員会 委員

< 主要研究テーマ >

社会学分野

  • アイデンティティ・ポリティックス論
  • 障害学(disability studies)
  • 感情社会学
  • 多文化共生論
  • 社会情報学

支援工学分野

  • 日本語英語自動点訳プログラム
  • スクリーンリーダー
  • 点字携帯情報端末
  • GPS歩行支援システム

< 著書 >

< 訳書 >

< 論文 >

社会学分野

  • 「障害者権利条約と障害者基本法」, 特別支援教育ハンドブック48号, pp.601-608, 2013
  • 「アクセシビリティの視点から電子書籍の成功を望む」, 出版ニュース通巻2286号, pp.4-9, 2012
  • 「支援技術の最新潮流―視覚障害を中心にして報告する―」, リハビリテーションNo.546, pp.16-19, 2012
  • 「読みに困難のある児童、生徒にとってのデジタル教科書の有効性」,特別支援教育の実践情報, No.148, pp.6-7, 2012
  • 「電子書籍を読書障壁にしないために-出版社と国立国会図書館への期待」, 現代の図書館Vol.49, No.2, pp.83-88, 2011
  • 「本を読む権利はみんなにある」,上野千鶴子他編著『ケア その思想と実践1 ケアという思想』,岩波書店,2008
  • 「情報バリアフリー社会の実現をめざして」福祉介護機器technoプラス(2008)1巻4号4-6頁 「身体の位置―歩く、感じる、考える―」,石川准編著、鷲田清一・荻野美穂・市野川容孝編『身体をめぐるレッスン3 脈打つ身体』, 岩波書店, pp.103-125, 2007
  • 「アクセシビリティはユニバーサルデザインと支援技術の共同作業により実現する」, 村田純一編『共生のための技術哲学 「ユニバーサルデザイン」という思想』, 未來社, pp.124-138, 2006
  • 「ケアとアシスト」, 『北海道医療大学看護福祉学部学会誌』, 第1巻1号, pp.11-15, 2005 石川准「障害の社会化と身体の返還―電子情報市民社会における規格をめぐるポリティクス―」, 日本法社会学会編『法社会学』, 60号, pp.76-89, 2004
  • 「マイノリティの言説戦略とポスト・アイデンティティ・ポリティクス」, 梶田孝道編著『国際化とアイデンティティ』, ミネルヴァ書房, pp.153-181, 2001
  • 「感情労働とは何か」, 『看護管理』, 11巻11号, pp.881-886, 2001
  • 「自己実現を支援する学校と学校カウンセリングをめぐる論点整理のために」, 日本教育社会学会編『教育社会学研究』, 第68集, pp.105-123, 2001
  • 「平等派でも差異派でもなく」, 倉本智明・長瀬修編著『障害学を語る』, エンパワメント研究所, pp.28-42, 2000
  • 「ディスアビリティの政治学―障害者運動から障害学へ」, 『社会学評論』, 200, pp.154-170, 2000
  • 「感情労働とカウンセリング」, 日本社会臨床学会編『カウンセリング・幻想と現実(上)理論と社会』, 教育出版, pp.258-281, 2000
  • 「感情管理社会の感情言説―作為的でも自然でもないもの」, 『思想』, 907, pp.41-61, 2000
  • 「障害児と家族―愛と努力の物語を相対化するプロセス」, 渡辺秀樹編『変容する家族と子ども―家族は子どもにとっての資源か』, 教育出版, pp.107-124, 1999
  • 「アイデンティティの政治学」, 井上俊・上野千鶴子・大澤真幸・見田宗介・吉見俊哉編『差別と共生の社会学』, 岩波書店, pp.171-185, 1996
  • 「共生のインターフェイス―電能福祉論によせて」, 『社会臨床雑誌』, 3-3, pp.49-58, 1996 「障害児の親と新しい親性の誕生」, 井上眞理子・大村英昭編『ファミリズムの再発見』, 世界思想社, pp.25-59, 1995
  • 「『障害児の親』の存在証明に関する社会学的考察」, 『社会臨床雑誌』, 2(3), pp.3-10, 1994
  • 「自助グループから他者を巻き込む運動へ―ある障害者グループの活動から」, 社会運動論研究会編『社会運動論の統合をめざして―理論と分析―』, 成文堂, pp.281-311, 1990
  • 「社会運動の戦略的ディレンマ:制度変革と自己変革の狭間で」, 『社会学評論』, 154, pp.53-67, 1988
  • 「逸脱の政治:スティグマを貼られた人々のアイデンティティ管理」, 『思想』, 736, pp.107-126, 1985

支援工学分野

  • 蔵田武志, 関喜一, 興梠正克, 石川准, “音声ナビを用いた白杖歩行・盲導犬歩行の訓練支援に向けて”, 第38回(2012年)感覚代行シンポジウム講演論文集, pp.1-4, 2012.
  • KURATA Takeshi, KOUROGI Masakatsu, ISHIKAWA Tomoya, KAMEDA Yoshinari, AOKI Kyota , and ISHIKAWA Jun:”Indoor-Outdoor Navigation System for Visually-Impaired Pedestrians:Preliminary Evaluation of Position Measurement and Obstacle Display”.Proceedings of ISWC2011 pp.123-124, 2011
  • 蔵田 武志, 興梠 正克, 石川 智也, 亀田能成, 青木恭太, 石川准:”視覚障害者歩行支援システム ~ 測位と障害物検知に関する予備評価 ~ “,信学技報MVE2010-64, pp.67-72, 2010
  • 湯瀬裕昭, 石川准, 青山知靖, 亀田能成, 青木恭太, 村山慎二郎, 蔵田 武志, 興梠 正克, 石川 智也: “画像・GPS 等のセンサ統合による屋内外視覚障害者歩行支援システムの評価”,DICOMO2011予稿集, pp.6C-3, 2011
  • KOUROGI Masakatsu, ISHIKAWA Tomoya, KAMEDA Yoshinari, ISHIKAWA Jun , AOKI Kyota, KURATA Takeshi :”Pedestrian Dead Reckoning and its applications” ,Workshop: Let’s Go Out: Research in Outdoor Mixed and Augmented Reality , 2009
  • 石川准・兵藤安昭「GPS視覚障害者歩行支援システムの研究―仮想散歩機能を中心に」, 『ヒューマンインタフェース学会研究報告集』, Vol.8 No.5, pp.29-34, 2006
  • 石川准「ウェブアクセシビリティと視覚障害」, 『日本眼科紀要』, 第57巻第4号, pp.281-284, 2006
  • 石川准「GPSによる視覚障害者歩行支援システムの開発」, 『リハビリテーション・エンジニアリング』, Vol.20 No.4, pp.14-18, 2005
  • 石川准・工藤智行・南谷和範「視覚障害者、盲ろう者向け音声・点字コンピュータ・ オペレーティングシステムGR for UNIXの開発」, 『Linux Conference抄録集』, 第3巻, pp.1-10(論文番号:CP?01), 2005
  • 石川准・兵藤安昭 「GPSによる視覚障害者歩行支援システムの開発」, 『社団法人電子情報通信学会技術研究報告』, Vol.104 No.553, pp.51-56, 2005
  • 石川准・兵藤安昭「GPSによる視覚障害者歩行支援の可能性と解決すべき問題」, 『社団法人電子情報通信学会技術研究報告』, Vol.104 No.637, pp.31-36, 2005
  • 石川准・工藤智行「Linuxスクリーンリーダの開発―AUI/BUI OSの実現―」, 『社団法人電子情報通信学会技術研究報告』, Vol.104 No.386, pp.1-6, 2004
  • 石川准・工藤智行「自動点訳ソフトウェアへのMSAAサーバ機能の実装―MSAAの問題提起と改善案―」, 『社団法人電子情報通信学会技術研究報告』, Vol.104 No.386, pp.7-12, 2004
  • 湯瀬裕昭・向山大輔・石川准「視覚障害者向けの入力支援機能を備えた携帯電話用音声ブラウザの試作」, 『社団法人電子情報通信学会技術研究報告』, Vol.103 No.89, pp.11-16, 2004
  • 石川准・工藤智行「クローズドキャプション、地上波文字放送からのテキスト情報の取り出しとスピーチサーバの開発」, 『社団法人電子情報通信学会技術研究報告』, Vol.103 No.589, pp.71-74, 2004

< 開発コンピュータ・ソフトウエア >

  • 「日本語英語自動点訳プログラムEXTRA」フリーウエア Ver1.0-Ver3.7 (1991年-2001年)
  •  MS-DOS用スクリーンリーダー「グラスルーツ」フリーウエア Ver1.0-Ver5.44 (1992年-2003年)
  • 「音声点字エディタ&ブラウザVEGA」フリーウエア Ver1.0-Ver9.13 (1995年-2003年)
  • 「日本語英語自動点訳プログラムEXTRA for Windows」エクストラ Ver1.0-Ver.3.0 (1998年-2003年)
  • 「音声点字エディタ&ブラウザALTAIR」日本障害者リハビリテーション協会 Ver1.0-Ver5.05 (1999年-2003年) 【委託開発】
  • 「インターネット・メーラーWMAIL」日本障害者リハビリテーション協会 Ver1.0-Ver4.45 (1999年-2003年)  【委託開発】
  • 「FTP for PC98(WATTCP版)」日本障害者リハビリテーション協会 Ver1.0 (1999年)  【委託開発】
  • 「TCPIPライブラリWATTCP PC98移植」日本障害者リハビリテーション協会 Ver1.0  (1999年)  【委託開発】
  • 「PPPパケットドライバDOSPPP PC98移植」日本障害者リハビリテーション協会 Ver0.5  (1999年)  【委託開発】
  •  WINDOWS用スクリーンリーダー「outSPOKEN for WINDOWS日本語版」富士通中部システム Ver2.5 (1999年-2000年)
  • 「日本語英語自動点訳プログラムEXTRA for Linux」エクストラ Ver1.0-1.1 (2000年)
  • 「日本語英語自動点訳プログラムEXTRA for Solaris」エクストラ Ver1.0-1.1 (2000年)
  • 「日本語英語自動点訳プログラムEXTRA for FreeBSD」エクストラ Ver1.0-1.1 (2000年)
  • 「仮名訳httpプロキシ」エクストラ Ver1.0 (2001年)
  • 「仮名訳pop3プロキシ」エクストラ Ver1.0 (2001年)
  • 「音声点字エディタ&ブラウザALTAIR for WINDOWS」日本障害者リハビリテーション協会 Ver1.0-4.0 (2002年-2003年)  【委託開発】
  • 「携帯電話外部制御ソフトウェア」Version 1.1 (2003年)
  • 「日本語英語自動点訳ソフトウェアEXTRA for Windows」エクストラ Ver.4.0 (2005年)
  • 「画面読み上げソフトウェアJAWS for Windows日本語版」Ver.6.2 (2005年)
  • 「画面読み上げソフトウェアJAWS for Windows 日本語版」Ver.7.1 (2006年)
  • 「点字入出力方式の音声・点字PDAブレイルセンス日本語版」 (2006年)
  • 「画面読み上げソフトウェアJAWS for Windows 日本語版」Ver.8.0 (2007年)
  • 「自動点訳ソフトウェアEXTRA for Windows」Ver.5 (2008年)
  • 「画面読み上げソフトウェアJAWS for Windows 日本語版」Ver.9.0 (2008年)
  • 「点字入出力方式の音声・点字PDAブレイルセンスプラス日本語版」 (2008年)
  • 「画面読み上げソフトウェアJAWS for Windows 日本語版」Ver.10.0 (2009年)
  • 「画面読み上げソフトウェアJAWS for Windows 日本語版」Ver.11.0 (2010年)
  • 「点字入出力方式の音声・点字PDAブレイルセンスオンハンド日本語版」 (2010年)
  • 「画面読み上げソフトウェアJAWS for Windows 日本語版」Ver.12.0 (2011年)
  • 「点字入出力方式の音声・点字PDAブレイルセンスU2」 (2012年)
  • 「自動点訳ソフトウェアEXTRA for Windows」Ver.6 (2012年)
  • 「画面読み上げソフトウェアJAWS for Windows 日本語版」Ver.14.0 (2013年)

< 学内開講科目 >

学部

  • 国際社会論ⅢA,ⅢB(前期、後期)
  • 現代社会研究ⅢA,ⅢB(前期、後期)
  • 国際行動学特殊研究Ⅰ、Ⅱ(前期、後期)
  • 演習Ⅰ・Ⅱ(A・B)

大学院

  • 国際社会研究Ⅲ(通年)

教育・研究に対する考え方

自分が価値ある存在であること、あるいは無価値な存在でないことを証明するために、人生の大半を消費するという傾向を人は帯びているように思われる。 これを「存在証明」と呼ぶ。私はこの存在証明をめぐる熾烈なアイデンティティ・ポリティクスを「社会的過程」として捉える。障害(ディスアビリティ)、民族・人種、ジェンダー・セクシュアリティなどを切り口として。