比較文化

複眼的な視点から多様な社会と文化を読み解く。

プログラム紹介

比較文化
比較文化

「アメリカではそれが普通だ」や「世のなか変わった」という日常的な言いまわしは、地域と地域、過去と現在の比較をふくんでいます。文化的な特徴は、いくつかの地域や社会を知り、比較・対照することで浮かびあがってくるのです。さらに、比較・対照する視点に立つと、一つの社会のなかにある多様な差異と共通性にも気づくでしょう。比較文化プログラムは、おもに南アジア、ブリテン諸島、オセアニアなどの地域で生じた、人びとの衝突や摩擦、競合や共存、交流、文化変容などの理解を深め、相互の価値観を尊重しあうのに必要な能力の養成を目標としています。多様性(ダイバーシティ)の促進や多文化共生、地域文化の創生、グローバルな交渉のなかで展開する地域史や広域世界の形成などに興味のある皆さんに向いたプログラムです。

科目(一部)

比較文化論、比較文化特殊研究、英米文化論、英米文学史、英米の社会と文化、英語文学、特殊研究、オーストラリア文化論、オリエント文化社会論、多文化共生論