日本研究

近代日本の国家観・社会観の根底にある、
日本文化の人間観・美意識・死生観などについての学びを深め、
文化面からグローバル化時代を支える人材となる。

プログラム紹介

日本研究
日本研究

現在のような不透明な時代を生き抜くためには、今自分がどこに立っているのかをしっかりと見定める必要があります。本プログラムでは、そのために必要な学問的な基礎を身につけることができます。現代の日本は近代文明と伝統文化の絡み合いにおいて成り立っています。そのことをふまえ、本プログラムでは、近代日本の国家観・社会観・哲学などを学びつつ、それらの文化的な土台であった古代から近代までの様々な人間観について総合的に学びます。
具体的には、「愛」「家族」「社会」「政治」「科学」など、近代西洋の言葉から翻訳され日本に導入された諸観念、「うた」「あはれ」「幽玄」「さび」などの伝統的な美意識、「誠」「諦め」「武士道」などの死生観や「神」「仏」「天」などの宗教的諸観念を学び、「読む力」「人間を見る目」「未来を描く力」を養います。

科目(一部)

日本古典文学研究、日本近代文学研究、日本文学特殊研究、日本芸能論、比較日本文化論、日本宗教思想研究、比較日本倫理思想、日本死生学、比較哲学、日本学研究、日本外交論、日本思想史