身体をめぐるレッスン3 脈打つ身体

岩波書店 2007

編集にあたって
序論  マテリアルと折り合うためのレッスン   石川 准

Ⅰ 有能化
装甲するビオス  金森 修
<対談> 身体のコンピュータ化、コンピュータの身体化
塚本 昌彦・石川 准
身体はなぜ抗うつ薬を食べ続けるのか  高岡 健
求ム、癒されるべき身体 ―セラピーカルチャーの感情社会学―  岡原 正幸

Ⅱ 身体化
身体の位置 ―歩く、感じる、考える―  石川 准
<動くこと>としての<見ること> ―身体化された看護実践の知―  西村 ユミ
複素的身体性論 ―無敵の探求―  内田 樹

Ⅲ 調整と和解
あふれ出す身体 ―理学療法の現場から―  玉地 雅浩
もう一つの当事者研究 ―当事者としての援助者―  向谷地 生良
形容詞の迷宮 ―「自閉的な情報処理」と「あまり賢くない身体からの入力」
が重なった例について、本人の主観による報告―  ニキ リンコ
ALSを生きる  橋本 みさお