在学生の声

自分が持つ小さな疑問から研究が始まるのが国際関係学部の魅力です。私は大阪のコリアンタウン出身アーティストの音楽をきっかけに、在日外国人の集住地域や人々の暮らしに興味を持ちました。多分野に渡る授業を受けてさらに関心が深まり、現在は多文化共生について学ぶゼミに所属して地域社会に暮らす外国人が抱える問題とその解決に向けたアプローチについて取り組んでいます。外国人集住地区の歴史と地域特性に関する文献を読み、その場へ足を運んでみることで、共生の楽しさと難しさがわかりました。将来は本学部で得た、自分の素直な興味関心と社会問題をつなげて考える力を生かして、静岡の地域社会に貢献できる人材になりたいです。

国際関係学部では多種多様な授業が展開され、扱われる分野が幅広いため、授業やゼミを多くの選択肢の中から選ぶことができます。私は外国語の習得やしくみに興味があり、1・2年次には地域言語として選択したスペイン語を中心に様々な授業を受講しました。なかでも英語に関する学びを深めたかったため、英語学のゼミを選択しました。授業のほとんどを自由に選択できるため、自分の関心がある分野をとことん追求できるのはもちろん、自分がそれまで関心のなかった分野に関しても積極的に学ぶことができ、自分が学びたい分野が明確でない場合にも新たな発見ができます。また、季節に合わせて雰囲気が変わる大学構内はとても穏やかで、心地よく授業を受けることができます。