国連広報センターブログに掲載されました

国連広報センターブログにインタビュー記事が掲載されました。

日本の国連加盟60周年記念シリーズ「国連を自分事に」(10)
第10回 国連の障害者権利委員会のメンバー、石川准さん
~障害者が「楽しい!」と感じられるような研究を柱に~

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Huffington Post

国連本部 UN News Centre(英文)

第3期障害者政策委員会委員長に就任しました

平成28年10月21日(金)に開催された第30回障害者政策委員会にて、第3期障害者政策委員会委員長に選出されました。
今後の障害者政策委員会では、第4次障害者基本計画の策定に向け、意見のとりまとめを行います。
障害者権利条約批准後、初めての基本計画となります。前回の第3次基本計画にも増して権利条約に準拠した計画となるよう、叡智を結集したいと思います。

平成28年10月~12月の活動

  • 10月21日(金)  第30回障害者政策委員会に出席しました。
  • 11月3日(木・祝)  サイトワールド2016にて、研究プロジェクトチームでワークショップを出展しました。
    サイトワールド2016
    イベント名: ワークショップ 多世代共創による視覚障害者移動支援システムの開発
    会場: すみだ産業会館サンライズホール
    部屋: 会議室1、2
    詳細情報へのリンク: サイトワールド2016イベント詳細
  • 11月19日(土)・20日(日)  全国盲人将棋大会に出場しました。
     悔しくもS級2位でした。最終盤、一分将棋の弱点を痛感しました。皆さま応援ありがとうございました。来年に向けさらに精進していきます。一年後に香車一枚強くなった自分を遠く視界にとらえています。
  • 11月21日(月)  横須賀市民講演会にて講演を行いました。
    タイトル: 市民講演会「障害者差別解消法で社会はどう変わるか?」
    会場: 横須賀市立総合福祉会館
    詳細情報へのリンク: 市民講演会「障害者差別解消法で社会はどう変わるか?」
  • 12月6日(火)  JDF全国フォーラムに参加します。
    イベント名: JDF全国フォーラム「権利条約の目指す社会に向けて 市民社会の役割」
     パネルディスカッション「権利条約の目指す社会に向けて」
    会場: 全社協・灘尾ホール
    詳細情報へのリンク: 12/6(火)JDF全国フォーラム「権利条約の目指す社会に向けて 市民社会の役割」
  • 12月10日(土)  第5回DPI障害者政策討論集会にて基調報告を行います。
    イベント名: 第5回DPI障害者政策討論集会
     全体会「障害者権利条約を地域へ~障害者基本法改正に向けて~」
    タイトル: 「障害者権利条約の監視体制の強化について」
    会場: 戸山サンライズ
    詳細情報へのリンク: 12月10日(土)、11日(日)第5回DPI障害者政策討論集会のご案内
  • 12月12日(月)  第31回障害者政策委員会に出席します。
  • 12月15日(木)  筑波技術大学主催 障害学生支援大学長連絡会議にて基調講演を行います。
    講演テーマ: 高等教育機関における障害者差別法への取組みについて
    会場: つくば市内

9月3日に研究イベント「AR巨人将棋」を開催します。

視覚障害者移動支援×将棋イベント「AR巨人将棋」を開催

9月3日、静岡グランシップにて、巨大な将棋盤の上をプレイヤーが歩き回って「詰将棋」を解くゲームイベントを実施します。
視覚障害者の移動を支援する位置情報技術や、AR(拡張現実)技術を組み合わせることで、
視覚に障害のある人もない人もそれぞれに楽しめ、最新技術を体感できるイベントです。
このイベントは、JST RISTEX研究プロジェクト「多世代共創による視覚障害者移動支援システムの開発」の一環として実施するものです。

◆日 時 2016年9月3日(土)
◆会 場 静岡グランシップ 展示ギャラリー1
◆参加者 視覚障害者オンライン将棋同好会のメンバーのうち、協力を申出てくれた方11名
◆概 要 プレイヤーが巨大将棋盤のマスを踏むと、「2三 玉方 金」のように、マス目と駒の情報が自動音声で聞こえてきます。
盤上のすべての駒を取得し終わったら、プレイヤーは詰将棋を解いて、解答します。
プロジェクタで壁に投影する映像の中では、CGの仮想将棋盤の上をプレイヤーがちょこちょこ歩いているように見えます。
正解すると、映像の中に巨人の手がぬっと出てきて、CGの将棋を指します。

以下は予行演習時の写真です。

予行演習の様子

予行演習の様子の写真です。

予行演習の様子

床に敷かれたグリーンの人工芝が将棋盤を表します。
プレイヤーが将棋盤のマスを踏むと、システムが現在位置を読み上げます。
プロジェクタから壁に投影された画面では、カメラが捉えている会場の風景とCGの将棋盤や駒が重なり合って表示されています。

 

 

 

 

 

 

イメージ

駒発見時の画面写真1です。

駒発見エフェクト1

駒発見の画面写真2です。

駒発見エフェクト2


プレイヤーが将棋盤のマスを踏んで駒を発見すると、システムが「1四 攻め方 香車」のように読み上げ、位置情報とそこにある駒の情報がわかります。
画面上では、キラキラと光りながらCGの駒が出現します。

正解モーション

正解モーション


詰将棋に正解すると、画面に巨人の手が出てきて駒を動かします。

平成28年7月~9月の活動

  • 7月22日(金)  文科省 障害のある学生の修学支援に関する検討会 第4回に出席しました。
  • 7月29日(金)  第29回障害者政策委員会に出席しました。
  • 8月11日(木)  DO-IT Japan 2016 一般公開シンポジウムにて基調講演を行いました。
     場所:東京大学安田講堂
     テーマ:「自分たちの未来は自分たちで切り開く」
  • 8月17日(水)  文科省 障害のある学生の修学支援に関する検討会 第5回に出席しました。
  • 9月3日(土)  視覚障害者移動支援研究の実証実験として、移動支援技術×将棋イベント「AR巨人将棋」を開催しました。視覚障害者であり将棋愛好家である方々の協力を得て、位置情報技術を用いて巨大な仮想将棋盤で詰将棋をやりました。
  • 9月28日(水)  文科省 障害のある学生の修学支援に関する検討会 第6回に出席しました。

総務省よりウェブアクセシビリティのガイドライン等が公開されています

1.みんなの公共サイト運用ガイドライン2016年版
総務省のウェブサイトでみんなの公共サイト運用ガイドライン2016年版が公開されています。みんなの公共サイト運用ガイドラインは、公的機関がウェブアクセシビリティの確保・維持・向上に取り組む際の取組の支援を目的として作成された手順書で、2016年のJIS X 8341-3の改正に合わせて改訂されました。
今回の改訂にあたっては、改訂研究会の構成員として意見を述べました。

(リンク)総務省:みんなの公共サイト運用ガイドライン2016年版
総務省トップ > 政策 > 情報通信(ICT政策) > ICT利活用の促進 > 情報バリアフリー環境の整備 > 情報アクセシビリティの確保 > みんなの公共サイト運用ガイドライン(2016年版)

2.障害者のウェブページ利用方法の紹介ビデオ
総務省のウェブサイトで障害者のウェブページ利用方法の紹介ビデオが公開されました。視覚障害者のウェブページ利用方法紹介ビデオ(全盲および弱視)の作成にあたり、監修を務めました。

(リンク)総務省:障害者のウェブページ利用方法の紹介ビデオ
総務省トップ > 政策 > 情報通信(ICT政策) > ICT利活用の促進 > 情報バリアフリー環境の整備 > 情報アクセシビリティの確保 > 障害者のウェブページ利用方法の紹介ビデオ

国連の障害者権利委員会の委員に選出されました

6月14日に開催された障害者権利条約締約国会議にて障害者権利委員会委員選挙が実施され、日本から立候補した石川が当選しました。
現在の委員18名のうち9名の任期が満了することに伴う後任選挙で、各締約国から18名が立候補していました。

障害者権利条約は、164の国・地域が加盟しています(2016年6月現在)。同委員会は、各締約国の条約実施をモニタリング(監視)する専門機関であり、各国から提出された報告書に基づいて条約実施状況を審査し、改善勧告を出す役割を果たします。
任期は2017年1月から4年間で、年2回ジュネーブで開催される締約国会議に出席します。

【関連リンク】
静岡県立大学ニュース&トピックス

外務省プレスリリース:障害者権利委員会委員選挙投票結果

えどがわ区民ニュースに出演しました

江戸川区広報番組に出演しました。
障害についての考え方、配慮の平等、障害者差別解消法の役割などについて話しました。
江戸川区のロビー等での放映の他、江戸川区ウェブサイトで公開されています。

えどがわ区民ニュース
特集 だれもが輝くまちを ~“壁”をなくすのは みんなのやさしさ~

(リンク)えどがわ区民ニュース 特集「だれもが輝くまちを~“壁”をなくすのは みんなのやさしさ~」
リンク先URL http://www.news.city.edogawa.tokyo.jp/movie/movie2300.html
江戸川区>えどがわ区民ニュース>特集
平成28年5月1日公開

石川は1:50くらいから登場しています。

平成28年4月~6月の活動

  • 4月19日(火)  文科省 障害のある学生の修学支援に関する検討会 第1回に出席しました。
  • 5月15日(日)~22日(日)  ニューヨーク 国連代表部へ出張しました。
  • 5月23日(月)  日本学生相談学会第34回大会にて講演を行いました。
    会場:アキバホール(東京都)
    タイトル:障害学生支援と障害者政策
  • 6月7日(火)~11日(土)  ニューヨーク 国連代表部へ出張しました。
  • 6月16日(木)  文科省 障害のある学生の修学支援に関する検討会 第3回に出席しました。
  • 6月25日(土)~26日(日)  AHEAD-Japan(全国高等教育障害学生支援協議会) 第2回大会に出席しました。(リンク)AHEAD-Japan 第2回大会

世界ダウン症の日イベント@NY国連本部にてスピーチを行いました

3月21日、アメリカNew Yorkにて、世界ダウン症の日のイベントに出席しました。セルフアドボカシーについてスピーチを行いました。
World Down Syndrome Day Conference at United Nations Headquarters
Panel 3
Inclusion in early childhood as a pathway to inclusion in society as adults – living, working and participating in community. Examples, case studies, testimonials.

 

(全体動画へのリンク)UN WEB TV (Part 2) 5th World Down Syndrome Day Conference (2016) (石川スピーチは1時間4分50秒くらいから)

【当日のスピーチ全文】

Social and Political Participation of Persons with Intellectual Disabilities–Self-Advocacy for Inclusion

 Thank you Madam moderator. It’s a great honor for me to speak at this very important conference celebrating World Down Syndrome Day.

 First I would like to show you a picture of Shoko KANAZAWA, and her work of art. She is a famous calligrapher with Down Syndrome from Japan, who was on this conference last year, as ambassador YOSHIKAWA mentioned this morning. Self-advocacy takes many forms. In the case of Shoko, perhaps calligraphy is a form of her self-advocacy.

 Now let me share with you a personal story of a young boy and self-advocacy or rather lack of it. In fact, this is a short story of how I became blind. With a first year of primary school, long years ago, I had already lost eyesight in my left eye but could still see with my right eye. I was low vision. This is why I would always sit in the front row right in the middle of the inclusive classroom.
 In my second year of junior high, I got diagnosed with an eye disease called retinal detachment and spent about half a year in the hospital to be discharged. Doctors after all gave up operation.
 When I was discharged they told me NOT to take part in physical exercise classes, because my eye disease was not cured and one strong impact could make me blind.
 When you cannot do PE., you are expected to sit through it. If you are not there you don’t get the credit for the class. So every time, every class I had to be there.

 And that is when it happened. Me and another boy who didn’t feel good on that day were sitting through a PE. class. Suddenly our PE. teacher came to us and said: The two of you, see the girls doing folk dance over there. Go and practice with them.
 The boys were playing football on the left side of the field. And the girls were dancing folk dances on the right side.
 At first we could not believe our ears. Thinking he was joking, we stayed motionless. Then we knew he was seriously expecting us to go folk dancing. He was a young teacher, a star hammer thrower, a man with an amazing physique.
 For a junior high school boy wanting to prove to everyone and to himself that he was a man, to be sent to join a group of girls is nothing but humiliation. So I didn’t obey him. The teacher scolded us. Tears started rolling down my cheeks, because I had no words.

 I went on to high school. I still had to sit on the bench each and every PE. class. PE. teachers are strange breed. They don’t like bench-sitters. One time a teacher came up with the idea that if it was just warming up, I should be perfectly OK. I couldn’t say no.
 I wasn’t participating not because I didn’t want to but because I was told by the doctors to avoid physical training. I declined to dance to insist I was a boy. And to prove my value I agreed to do warming up. Once I started, I couldn’t resist the temptations, so I ran, jumped, and even did Judo. In three months my right eye was gone.

 I was risking my eyesight to prove my value. It was a dangerous game with high stakes. I had to spend two following years in the hospital. Who played such a stupid game? It was me, and nobody stopped it.
 When people have no ideas to help them, people cannot be courageous. That is why I believe self-advocacy is essential.
 I would have been able to protect myself from the power, if I had been exposed to the idea of self-advocacy. And this applies to girls and boys with disabilities in general, perhaps more so to those with intellectual or learning disabilities because of communication challenges they may face.
 All children, including those with disabilities, need to learn about their human rights. As it might be more difficult for children with intellectual disabilities, including those with Down syndrome, to express their views in some situations, it is all the more important for these individuals to receive the necessary support and reasonable accommodation and above all exposure to self-advocacy.

 Another and last example of inclusion and self-advocacy in decision-making comes from the independent monitoring mechanism of the CRPD in Japan, which just completed giving inputs to the initial report. I chair this Commission on Policy for Persons with Disabilities, which includes up to 30 representatives of disability communities, local governments, industrial circles, labor union, scholars and royals.
 It has been my learning experience to work with self-advocate members. As reasonable accommodation, our Commission has provided pre-meeting briefings and easy-to-understand materials. It is really encouraging to note that international organizations, including World Bank and WHO, have started to provide easy-to-understand versions when they release disability related documents.
 In our Commission, self-advocates have accessibility cards, developed by Inclusion Europe. We call it yellow card, saying please speak slowly and easy-to-understand manner.
 Diversity gives more power to our Commission. Currently our membership lack self-advocates and I do hope that in the next term starting soon, they will come back to our commission. Their contribution is essential. In this connection, at the international level, I truly look forward to working with Robert Martin, a self-advocate from New Zealand, who is also running for the CRPD Committee.

 In closing let me come back to the beginning of my presentation, when I showed you Shoko’s calligraphy.
 In fact, you might have wondered how I appreciate her art. With the tactile printing technology, I could touch and feel her art. I will circulate tactile printings of Shoko’s calligraphy to the folk. Please touch them.
 I can appreciate or at least can enjoy visual art a form of self-expression and self-advocacy. I hope to continue to work with and learn from self-advocates and their family members.

Thank you very much.

21st March, 2016
Jun ISHIKAWA