よくあるご質問

オープンキャンパスで寄せられた質問を中心に、受験生・新入生の
皆さんからいただく質問をカテゴリ別にまとめました。
回答の作成にあたって、国際関係学部学生オープンキャンパス
委員会(SOC)の学生メンバーの皆さんにご協力いただきました。

学部、学科

学部・学科について

静岡県立大学国際関係学部ではどんなことが身につきますか。

私たちが暮らす社会は、言語・政治・経済・文化など、さまざまな側面で多様化・複雑化しています。私たちは国境や文化の壁を越えてお互いが結びつき、協力して課題解決に取り組まなければなりません。お互いの文化や価値観、背負っている歴史、単なる道具ではないはずの言語、属している社会、置かれている環境、それらを自らの力で理解してから、相手に話しかけなければなりません。この時に必要となるのが、多面的な思考力と深い洞察力、そして、幅広い教養です。
 現代社会で求められる教養は、単にものごとをたくさん知ることで身に付けられるものではありません。あるひとつの分野を深く知ることで身に付けられるものでもありません。本学の全学共通科目と国際関係学部の学部基礎科目には、さまざまな学問分野についての授業があります。これらの授業を通じて心理学や哲学、倫理学、人類学、社会思想などの分野に触れることはとても重要です。多くの学問分野に触れてより多くのものごとを知るようになると、高校までの学習内容を見つめ直すことができるようになります。私たちが暮らす静岡県や日本を新しい視点から学び直すこともできるようになります。そして、マスメディアを通じて見聞きする国際社会の情勢や地域社会の動向を、多元的かつ複合的に理解できるようになります。これを出発点として、大学生活を通じて幅広い教養を身に付けていきます。このことが国際関係学部での学びの特色のひとつです。
 国際関係学部での学びは多彩です。最新の国際事情や社会情勢を扱う授業もあれば、国内外の文化や芸術について理解を深める授業もあります。授業方法も様々です。大学の授業は、教科書に沿って学ぶものだけでなく、学外での実習を通じて社会問題の解決に取り組むものもあります。

国際関係学科と国際言語文化学科の違いは何ですか。どんな基準で学科を決めればよいでしょうか。

国際関係学科と国際言語文化学科では、授業内容が大きく異なります。パンフレットやウェブサイトをぜひ参考にしてください。ゼミ紹介や各教員の専門分野などを目安にするとよいかもしれません。

■ゼミ紹介
https://ir.u-shizuoka-ken.ac.jp/seminar/

■教員紹介
https://ir.u-shizuoka-ken.ac.jp/dep/teacher/

静岡県立大学の国際関係学部と他大学の同学部で違うところや、この大学ならではの魅力はありますか。

多くの授業は少人数制で、学生同士で協力しながら課題を進めたり、分からないことがあればすぐに先生に質問することができます。先生と学生との距離が近く、積極的に学ぶことのできる環境が魅力だと思います。

在学生から見た国際言語文化学科の魅力は何ですか。

学生より「扱うテーマが幅広く、自分が学びたい授業が見つけやすいと感じます。国際関係学部は必修科目が少なく、ほとんどの授業を自分で選択することができるので、1年生のうちから自分の興味のあるテーマに沿って授業を選択できるところも魅力だと思います。また、教育学部ではないのに高校の国語・英語の教員免許を取得することができる点も魅力の1つだと思います」

国際関係学を学ぼうとしたきっかけは何ですか。

学生より「私は日本語教師に興味があり、日本語教師の免許を取得できる大学を探しました。また、国際関係学や他国の文化や言語を学ぶことは、将来日本語を教える際に役に立つのではないかと思い、これらが同時に学べる静岡県立大学国際関係学部を選びました」「地元である静岡県の大学に通いたかったことに加え、教員免許を取得できる点に魅力を感じ手静岡県立大学国際関係学部を選びました。また、本当に幅広く授業が展開しているので、自分が興味を示すものをここなら見つけられるという期待がありました」

高校で世界史を選択していなくても授業についていくことはできますか。

どんなことを学ぶかにもよりますが、必ずしも世界史の方が良いとは限りません。日本を主体として外交を学んだりもできますし、言語学なども専攻できます。また、ヨーロッパなどについて勉強してみたいと考えていたとしても、基礎から学ぶことができるので十分についていけると思います。実際に世界史選択ではなく、日本史選択や地理選択だった学生も多くいます。ただ、大学で学びたいことと高校で学んだことが関連していれば、より深く内容を理解できるかもしれません。

国際関係学部ではどのような資格が取得できますか。

所定の単位を修得することで、以下の3つの資格を取得することができます。卒業生全員に自動的に資格が与えられるわけではありません。
1. 高等学校教諭一種免許状(英語または国語)
2. 日本語教員養成課程・単位修得証明書
3. 社会調査士(一般社団法人社会調査協会認定資格)