3・4年次にそれぞれが選択した専門プログラムのゼミナールで専門知識を深め、卒業研究に取り組みます。
2年生の終了時点でゼミ選択を実施し、3年生以降、学生はそれぞれのゼミに所属して専門知識を深めていくことになります。専門分野を究めた教員と共通の分野に関心を持つさまざまな仲間とともに切磋琢磨し、成長していく場がゼミナールです。
国際通商体制の現状と将来石川 義道ゼミ
ゼミでは世界貿易機関(WTO),地域貿易協定(CPTPPなど)そして二国間での様々な合意によって国際通商がいかに規律され,それはどうあるべきかについて学習します。
ヨーロッパ政治(国際政治学)小窪 千早ゼミ
国際政治において重要な役割を果たしてきたヨーロッパは現在様々な課題に直面しています。小窪ゼミでは、欧州諸国の政治や欧州統合の諸相について研究します。
国際法坂巻 静佳ゼミ
本ゼミでは、国際社会の事象を国際法という観点から評価できるようになること、そして国際法に関して卒業論文を書き上げることを目指します。
アメリカ政治外交と国際関係佐藤 真千子ゼミ
アメリカの国内政治・外交政策、国際社会における価値の問題について考察します。後期はトルコ人留学生と一緒に合同ゼミ発表に参加予定です。
「地域」の視点から見る国際政治浜 由樹子ゼミ
学生の関心に応じて事例とする地域・国を選び、そこを基点に国際政治の相対的・複眼的な見方を体得します。他大学との合同ゼミも行い、スキルを磨きます。
日本政治と比較政治前山 亮吉ゼミ
日本政治の諸問題を、国際比較しながら、ゆる~くDeepに考えるゼミです。卒論はコピペ厳禁、イチから手造りをモットーとしてます。(写真は担当者の博士論文)。
政治思想史、国際思想史松森 奈津子ゼミ
思想史研究は、先人の知恵に助けを借りながら、歴史の表層で変わりゆく事象の背後にある不変的な価値を追究し、現代社会の課題解決をめざす学問です。
日本近現代史森山 優ゼミ
自分の研究対象は政治・外交・軍事・インテリジェンス・メディア・地域等、多岐にわたっています。特に限定せず、面白ければ何でもあり。楽しく学びましょう!
国際政治における協力と競争山下 光ゼミ
国際政治学、平和・安全保障研究のゼミです。現代世界の安全保障・外交諸問題や関連分野の諸理論を学び、国際政治全般を捉える視点を鍛えていきます。
中東イスラーム地域の政治・社会・紛争山本 健介ゼミ
アラブ諸国の政治・社会・紛争を主に学びの対象にします。総合的な地域研究の視点から歴史や文化などについても幅広く学び、内在的な理解を目指します。
新興・途上国の貧困削減、経済開発、開発援助に関する経済学的研究飯野 光浩ゼミ
ゼミは、3年生と4年生のときに履修します。3年次には上記のテーマに関する文献の輪読・発表(プレゼン)・議論を行い、4年次に卒業論文を作成します。
SDGs・人類学的フィールドワークによる地域研究湖中 真哉ゼミ
SDGsを共通言語にして、地球規模の様々な問題に対して、アフリカから静岡まで、地域社会の実際の現場での人類学的フィールドワークを通じて取り組んでいます。
文化生態、環境と災害問題孫 暁剛ゼミ
人と自然のかかわりに焦点を当て、人類学のフィールドワークから、地域の自然・生業・社会・文化の相関を理解し、環境問題や災害対策について考えていきます。
国際経営論・多国籍企業論宮崎 晋生ゼミ
民間企業は規模や社齢を問わず、国境を超えて活動しています。そのマネジメントに焦点を当て、イノベーションや持続可能な社会経済のあり方を考察します。
哲学、倫理学、コミュニケーション論飯野 勝己ゼミ
哲学、倫理学、コミュニケーション論がテーマ。専門分野のテクストを輪読して各自の研究テーマを見つけ、学期末にはゼミ生による研究発表を行います。
グローバル化する社会を考える─
エスニシティと人の国際移動を中心に石井 由香ゼミ
グローバル化する社会を考える上で必要な知識と方法を、英語文献の講読と討論を通じて学びます。国際社会学、地域研究に関心を持つ学生が集うゼミです。
家族、ジェンダーの社会学的研究犬塚 協太ゼミ
社会学の理論と方法論を用いて、広く家族やジェンダーに関わるさまざまな社会問題を学生自らが発見し、その解明や解決に積極的に取り組むことをめざしています。
ウェルビーイングの心理学園田 明人ゼミ
心理学に関連する文献を読み進め、研究方法を学び、問題を理解します。ストレスと健康、ウェルビーイングなど、心の諸問題を実証的に解き明かしていきます。
在日外国人・多文化共生高畑 幸ゼミ
多文化共生へ社会学からアプローチするゼミです。南米系外国人学校や外国人集住地区での日本語ボランティアやフィールドワークを行います。
マイノリティ-マジョリティ関係、格差と不平等坪田 光平ゼミ
日々の暮らしのなかで、生きづらさは〈なぜ〉〈どのように〉表れるのでしょうか。個人の問題と矮小化することなく、ともに生きる社会の今とこれからを考えます。
理論とフィールドをつなぎ、多様な人々の共生を考える二羽 泰子ゼミ
障害、肌の色、経済状況、出身地、年齢、性別等の様々な要素に伴って起こる排除や差別は、誰しも関係する問題です。関心に応じてアプローチし共に探求しましょう。
日本の学校と教育の問題や課題を歴史的に検討する橋本 勝ゼミ
いじめや学力、不登校、教育格差などの児童・生徒を取り巻く教育課題や、これまでの日本の教育政策を、日本社会の変化と関連付け、歴史的に検討する。
日本語教育酒井 彩ゼミ
日本語を習得した後にそれをどう活用するのか、留学生のキャリアや異文化間の友人関係などについて日本語教育のフィールドから考えていきます。
第二言語習得澤﨑 宏一ゼミ
第二言語としての日本語の習得について学び,各自の研究課題に沿ってリサーチを進め,COILを通して国際交流や日本語習得の実際を垣間見る,そんなゼミです。
英語習得における言語知識とその使用須田 孝司ゼミ
なぜ日本人はなかなか英語が使えるようにならないのでしょうか?人間の言語能力について「なんで?」「どうして?」「本当?」と思われることを研究します。
ことばの意味を分析する田村 敏広ゼミ
日英語を対象に、言葉の諸現象の背景にあるメカニズムを探ります。言葉から私たちがどのように物事を捉え言語化しているのか、人間の認知や思考が見えてきます。
ゲームと社会の可能性:The “Game Terakoya”ディハーン ジョナサン ゼミ
楽しく効果的に学習・指導する方法をゲームで研究します。プロジェクトの実例は(1)革新的ゲームを作る。(2)学校、児童館などでゲームのプログラムを確立する。
日本語の語彙・語法について考える竹部 歩美ゼミ
このゼミでは、文学作品等のテキストの読解を通して、日本語の語彙や語法など日本語の種々の現象について総合的に考え、問題を見出し、調査・分析を行います。
言語逸脱からみることばと心寺尾 康ゼミ
日本語、英語を対象に言い間違い、失語症の発話例、言語習得途中の子どもや成人の誤用、音韻単位の勘違いなど「ちょっと外れた」観点からことばと心を研究していきます。
対照言語学長野 明子ゼミ
言語の文法と語彙は体系だった性格をもっていますので、演繹と帰納、相互対照による理論化が可能です。ことば好きな人、考えることが好きな人に向いたゼミです。
異文化間コミュニケーションリダン ポール アラン ゼミ
ゼミ生の主な目標は文化とコミュニケーションを多面的に調査し、より深く異文化間コミュニケーションを理解したり、実行したりすることです。
イギリス史・歴史栗田 和典ゼミ
秋霜烈日のときもあれば春風駘蕩のときもあります。学生と教員がイギリス史・歴史学について、読み、聞き、話し、書きながら各自の色彩をくわえるゼミです。
オーストラリアンスタディーズの社会文化論的アプローチ澤田 敬人ゼミ
世界で最も小さい大陸に、英国領土であった移民の国として知られるオーストラリアが重なっています。移民の他に先住民を含めてこの国の多様性を探究しています。
アメリカ史・歴史社会学望戸 愛果ゼミ
近現代アメリカの歴史を学ぶゼミです。文献講読・発表・議論を通じて、「戦争」「ジェンダー」「人種」といった重要な論点を検討し、歴史を多角的に考える力を養います。加えて、一国史の枠組みにとどまらない、グローバルな思考も身につけます。
イギリスの言語・文化・文学、社会言語学米山 優子ゼミ
スコットランドやウェールズなどブリテン島の周縁地域を中心にして、言語とナショナリズム、話者のアイデンティティ、言語政策などを関連させて考察しています。
日本の仏教・儒教・武士道木澤 景ゼミ
源信・親鸞らの仏教思想、伊藤仁斎などの儒学思想、葉隠などの武士道思想を材料に、自己と世界とはどのようなものかという問いを、原典と一緒に問うていきます。
日本古典文学から読み解く、人の「思ひ」についての探究鈴木 さやかゼミ
中古から近世にかけての古典文学作品を題材として取り上げ、主に「恋」と「自然」に着目して精読することで、「〈文学に描かれた思ひ〉とは何か」を探究します。
日本近代文学細川 光洋ゼミ
日本近代文学について、文学理論を学び、作品の研究します。また、「地域資源としての文学」をテーマに、文学による地域の魅力づくりにも取り組んでいます。
恋・霊・神・仏吉田 真樹ゼミ
吉田ゼミは倫理学・日本倫理思想史のゼミです。古代から近世に至る時代の神仏の説話や文芸作品を読み解くことを通して、人生の意味について考えています。
中国の政治・外交・国際関係史大野 絢也ゼミ
過去から現在に至る中国の歴史的背景をおさえつつ、政治や外交を中心に学ぶゼミです。大局的な視点から現代中国を捉える洞察力を養います。
朝鮮半島の政治・外交・安全保障と国際関係奧薗 秀樹ゼミ
韓国・北朝鮮の政治、外交、安全保障と朝鮮半島をめぐる国際関係を学ぶことで、一見不可解に思える彼らのロジックに迫り、北東アジアを複眼的に捉える目を養う。
日韓関係、韓国社会論・文化論、北東アジア地域研究小針 進ゼミ
韓国社会や日韓関係に関する文献を読み、報告・議論するのが基本スタイルです。日中韓のどこかで年2~3回の合宿と日韓/日中合同ゼミも行います。
東南アジアの社会と文化、イスラーム塩崎 悠輝ゼミ
東南アジアのことで、関心の持てることを探してもらいます。東南アジアの人々と関係のある日本や中東のことでもいいです。文献や現地調査で理解を深めます。
草の根からみる中華圏の文化と社会奈倉 京子ゼミ
中国及び「中華圏」(華人世界)の社会と文化について学ぶ。草の根の視点から異文化を学ぶことを通して、現代社会の普遍性を探り生きる指針を得ることを目指す。
ロシア・旧ソ連の政治・社会堀内 賢志ゼミ
ロシアおよび旧ソ連地域を研究対象とし、この地域が持つ不可解さ、奥深さの解明を目指します。どんな分野でもこの地域に興味を持ち意欲を持つ学生は歓迎します。
東南アジアの文化・音楽・アート・社会米野 みちよゼミ
東南アジアの文化と社会は、植民地の歴史と近代化を経て、伝統が柔軟に現代化しています。そのダイナミクスを、音楽や映画、良質の本や論文を通して、学びます。
ヨーロッパ近現代史剣持 久木ゼミ
夏休みには近現代史に関する博物館や記念碑を訪ねる研修旅行を実施しています。国内だけでなく、フランスやポーランドなどヨーロッパに足を延ばす時もあります。
ヨーロッパの文化・芸術論小谷 民菜ゼミ
学期毎のテーマについて、複数の文献を読んでいきます。参加者の間での問題提起、意見交換を重視します。並行して各学生の関心領域についての発表も行います。
フランス文学、フランス文化、日仏文化比較西村 晶絵ゼミ
フランスの文学作品を、当時の文化的・社会的状況をふまえて読解していきます。ジェンダーや宗教など、現代にも通じる多様なテーマを、文学を通じて考察します。
日独比較文化研究ファイファー マティアス ゼミ
文化社会学のアプローチに基づき、ドイツと日本の社会問題や歴史問題を取り上げる作品(映画、漫画、絵画、文学、歌、など)に重点を置くゼミです。
西洋古代中世史(オリエント・地中海文明、ルネサンス文化史も)橋川 裕之ゼミ
ヨーロッパの古代中世史をメインに学ぶゼミです。最近は歴史のほか、ルネサンス絵画やイタリア文化を扱うことも多くなりました。歴史と美術にこだわるゼミです。
スペイン文学、スペイン文化、比較文学森 直香ゼミ
比較文学の手法で文学テクスト・音楽・映像を分析したり、スペイン社会について考察することを通して、論理的思考と意見を伝えるための文章力を身に着けます。